ほんとうは、想像を超えて深い、私という宇宙!
ほんとうは、想像を絶するほど大きい、私の力!
女性はみんな、創造のパワーを持つ天女なのです



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始まり5 意識と体が空間に溶ける


右手が風にそって動く、左手が風を体に運ぶ、
体を風が通り抜ける。

足元からすごいエネルギーが入ってくる。
意識と体がみるみる空間に溶けていく。

「あっ、はじまりはこの時だったんだ!」

1979年、春、
私がここ同じ場所に立っていた30年前の感覚が
ありありと見えてきました。

27才の私は、
大学卒業後企画部のチーフデザイナーとして
勤めた会社を辞め、新しい道を模索していました。

会社、通勤というシステムは自分には合わないことは
3年でハッキリわかっていました。

男ばかりで男の論理で運営されている社会は
居心地が悪かったのです。
              つづく

始まり4 封印された女性性


パルテノンの意味は処女、
処女神アテナの神殿というのがパルテノンの名前の由来です。

女性の処女性という男性論理で覆われた神殿。

「戦闘の処女神アテナ」という都合のいい女神を祭る
宗教行事に塗り替えられたパンアテナイ祭りは
4年ごとに開催され運動競技会が催され、
おびただしい数の生け贄の動物が殺され宴会に供されました。

平和と創造のシンボル、そして、
豊穣と智恵と技術の女神アテナは封印されて
しまっていたのです。

修復作業が続いている神殿をあとに、
遠くにそびえるリカヴィトスの丘に惹かれるように
ゼウス神殿跡のデッキに立って、
アテネの町を一望に見下ろしていると、
急に不思議な感覚に襲われました。
                つづく

始まり3 戦いのレリーフ


黄金と象牙で作られたアテナの象は武装し
戦勝の女神アテナーニケの小象を手のひらにのせています。

紀元前15世紀には支配者の王宮が建てられ、
紀元前13世紀に神域は城壁に囲まれました。

紀元前490年頃着工したパルテノン神殿は
アテナに捧げられたとされていますが、

破風彫刻は、「ゼウスの頭から誕生したアテナ」、
そして、
「アテネの支配権をめぐって争うアテナとポセイドン」
のレリーフになっているのです。

パルテノン神殿には、
東西南北に戦いのレリーフが掲げられていたのです。
               つづく


始まり2 25年ぶりのパルテノン


何か違和感がある。

張り巡らされたグリーンの金網フェンス、
厳しいチェック、大きな荷物と上着はクロークに、
「あれ、こんなところだったっけ?」。

オリンピック開催中のアテネの観光地は、
厳重にガードマンに守られていました。
                 
アクロポリス、はもともと
民にオリーブの木を贈ったという
ゼウスの娘「豊穣の女神アテナ」の神域、
アテナに捧げられた神殿がかつてあった丘です。

今残っているパルテノンをはじめとする
アクロポリスの建物はずっと後に
血なまぐさい戦いと虐殺の歴史の中で建設されたものです。
                    つづく

始まり1 ギリシャで

2004年8月13日、ギリシャ、パルテノン神殿。
 
三方を山に囲まれ、エーゲ海に向かって
開かれている歴史の首都アテネ、
街の中心にそびえる急峻な崖に囲まれた
高さ150メートルの丘が
パルテノン神殿の建つアクロポリスです。

頂上から少し下がったところに泉があり、
そのまわりには石器時代には
すでに人々が住んでいたと言われています。

午後2時に着岸したピースボートの船
「トパーズ号」を降りて、
ピレウス駅から地下鉄に乗り込み
7つ目のモナスティラキ駅からパルテノン神殿への道は、
土産物店やレストランが賑やかに続いていました。
                    つづく

私が私になる旅4  どんどん軽くなっていく心と体

わくわく、ドキドキしながら
「本当の自分にたどり着こう」と
意気込んでのスタートでしたが、

脱いでも、脱いでも、次々と別の「鎧」が現れる。

どんどん脱いでいくと、タマネギみたいに
無くなっちゃうんじゃないかと不安になったり、

脱いだつもりがまだ着ていたということの繰り返しでした。

でも、脱ぎ捨てるごとに心と体が軽くなって、
行くのがうれしくてどんどん進んでいったのです。

最後はケガの上に巻いた包帯のように
はがそうとすると痛い。

皮膚なのか包帯なのか、見分けながら
ちょっとずつはがしていく。

日々輝きを増していく日々は、
その痛さも忘れる喜びに満ちています。

包帯がはがれた時の爽快感はなんとも形容できません。
自分自身がふわっと浮くような感じ、
なのにエネルギーがボワッと満ちていく感じ、

ずっと求めていたのはこれだ!

私が私になる旅は今も続いています。
                    つづく

私が私になる旅3 「鎧」を脱ごう!


気がついてみたら、
生まれてからこれまでに着せられてきた
価値観や生活習慣という「鎧」、

これが相当凄い。
とにかくどんどん脱いでいくしかない!

体がずーっと悲鳴を上げていた
ハイヒールやストッキングを捨てることから、
はじめの一歩が始まりました。

お米に雑穀を混ぜ、海の塩を入れて炊いた
雑穀ごはんのおいしさとエネルギーは
想像を絶していました。

雑穀を食べ続けているうちに、
砂糖、肉、卵、牛乳は、
ほんとうは体が「いらない!」と
言っていることに気がつきました。

体の声が聞ける自分になっていたのです。
                  つづく


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