わくわく、ドキドキしながら
「本当の自分にたどり着こう」と
意気込んでのスタートでしたが、
脱いでも、脱いでも、次々と別の「鎧」が現れる。
どんどん脱いでいくと、タマネギみたいに
無くなっちゃうんじゃないかと不安になったり、
脱いだつもりがまだ着ていたということの繰り返しでした。
でも、脱ぎ捨てるごとに心と体が軽くなって、
行くのがうれしくてどんどん進んでいったのです。
最後はケガの上に巻いた包帯のように
はがそうとすると痛い。
皮膚なのか包帯なのか、見分けながら
ちょっとずつはがしていく。
日々輝きを増していく日々は、
その痛さも忘れる喜びに満ちています。
包帯がはがれた時の爽快感はなんとも形容できません。
自分自身がふわっと浮くような感じ、
なのにエネルギーがボワッと満ちていく感じ、
ずっと求めていたのはこれだ!
私が私になる旅は今も続いています。
つづく
0 件のコメント:
コメントを投稿